子供の頃描いた宇宙への想いを現実に

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今回のサシモニのお相手は鎌倉仲間の山下さん。通称山ちゃん!宇宙工学を学んできた方で、実際に宇宙に関連する仕事をしてきて、現在も宇宙に関わりながら、ものづくり系のお仕事をされている方。宇宙に関係する仕事って正直想像すらできない世界。だからこそ、サシモニで伺った話はとっても面白く刺激的でした!宇宙の仕事について覗いてみませんか?

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宇宙に関するイベント

現在でも宇宙に関するイベントを行っている山下さん。どのようなイベントを主催しているのでしょうか。「ユーリーズナイトというイベントをやっているよ。ユーリ・カガーリンが宇宙へ行ったのは1961年4月12日。その日を祝うイベントがロシアで流行って、2000年ごろ世界の各都市でやり出しました。」ユーリ・ガガーリンは僕も名前くらいは知っていますが、世界的にそんなイベントがあるんですね。「2006年から自分でもユーリーズナイトを始めるようになったんだ。海外では大きなクラブで開催して、宇宙関係者もいたりするよ。自分が主催したものは、名古屋では講演をやったり、横浜ではクラブを借りたり、日本科学未来館でもやったよ。もちろん夜は飲みながらね。宇宙と音楽を絡めて楽しいイベントだよ。」ほへぇ。酒を飲みながら宇宙のイベントなんて楽しそうですね。それにしても、日本科学未来館なんて場所でも開催しちゃうんですね。山ちゃん凄いっす!

宇宙に興味を持った理由

誰でも一度は宇宙に興味を持ったことがあるのではないでしょうか。しかし、その思いを仕事をするまで繋げる方ってなかなかいないですよね。そもそも興味を持ったキッカケは何だったのでしょうか。「3歳の時に祖父が亡くなって、その時に親から「お爺ちゃんは星になったんだよ」と言われて興味を持ったみたい。」なるほど。子供に対する素敵な比喩表現が心に深く残ったんですね。「親に宇宙への行き方を聞いたり。天体望遠鏡も買ってもらった。ただ、中学、高校では宇宙への想いが抜けていた。高校2年生の時に進路を決める上で理系か文系を選んだときに、ふと宇宙の思いが湧き上がってきたんだ。」なるほど。これは面白いですね。すっかり忘れていた宇宙への想いが、将来の進路を考える岐路に立ったときに、ふと浮かんでくる。自分と向き合うことで、心に残っていた想いが浮かび上がってきたんですね。

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宇宙との関わり方

宇宙に関する仕事をするとなると、一番最初に思いつくのは宇宙飛行士ですよね。山ちゃんの場合はどうだったのでしょうか。「宇宙工学の道に進んだんだ。宇宙に行きたいという想いよりも、宇宙を通じた仕事をしたいと考えていたから。」宇宙と関わるって確かに、直接宇宙に行く以外にも様々なアプローチがありますもんね。それにしても宇宙工学って一体何なんでしょうか。「宇宙工学では工学的な全般を学ぶけど、宇宙前提という環境条件の違いを前提にして考えるかどうかが、一般的な工学と一番違うところだね。」なるほど。宇宙環境に適して物事が出来るかどうかを大前提に置いて考えるわけですね。今までそんなこと一度も考えたことありませんが、面白いアプローチですよね。日常生活の中でも「これは宇宙で出来るかなぁ」とか考えるようになるのかしら(笑)

宇宙への仕事に踏み出す

「大学卒業後は機械設計の会社で航空機の設計関連をしていたよ。組立に関する機械部分の設計。社内に宇宙関連の部署もあったけど、なかなか出来なかったんだよね。それで宇宙開発のベンチャー会社に転職したんだ。」おぉ!新卒で入社した会社で宇宙部門の仕事に就けず、宇宙開発の会社に転職なんて素晴らしい勇気の出しっぷりです。「ホリエモンライブドアでやっていた時期に、宇宙開発をやると動いていたことを覚えているかもしれないけど、あの時宇宙開発で話題になった会社だよ。」結構ニュースにもなっていたから、僕でも覚えています。一体どんな会社だったのでしょうか。「宇宙研究の下請け的なことを主にやっていたね。流通にも携わっていたよ。小型ロケットを打ち上げる企画や、衛星の技術部分の開発にも携わっていたんだ。」実際に宇宙にロケット飛ばしていたんですね。生まれて始めて宇宙にロケットを飛ばした人と朝食をご一緒していたかもしれません。それにしても、夢を実現させるって素敵です。

みんな宇宙と関わっている

「もう生活に馴染んでいるから気が付かないかもしれないけど、普段から宇宙とみんな関わっているんだよね。天気予報とかGPSとか全て宇宙の衛星が観測したり、計測しているんだから。」確かに言われてみればそうですね。僕等はいつの間にやら、生活の中に宇宙からの恩恵を受けていることが普通になっているんですね。「最近だとアメリカでイーロンマスクが宇宙開発の事業をやっているけど、元々物理学出身の人間がITで儲けて、本当にやりたいことをやってるんじゃないかと思っているよ。」何らかの分野で大きな稼ぎを得ることで、本当にやりたいことにチャレンジする。最近たまたまアマゾン創業者のジェフ・ベゾスの本を読んでいたのですが、彼も同様に数年前から宇宙開発に資金を投じているんですよね。宇宙開発の仕事は莫大な資金が必要になるでしょうから、ビジネスで成功して自分の夢である宇宙に投資する。面白い流れだなぁ。

過去から現在へ

さて、念願の宇宙開発の仕事に突いた山下さんですが、その後はどうなったのでしょうか。「宇宙開発の会社が倒産して、専門学校の先生をしたり、製造業のコンサルティングの会社で働くようになったよ。」「宇宙の仕事の実態として、なかなか食えないことが分かったね。」そうなんですね。普通の企業活動と比べ、相手になるお客さんの絶対数も少ないでしょうし、技術も特殊だし、ロマンだけで食べていくことも厳しいのでしょうか。「コンサル会社を退職した後は独立して、宇宙開発していた時代の縁で野球のピッチングマシーンの開発をやったり、筋トレのマシーンの設計をしているよ。」宇宙開発していた人がピッチングマシーンの開発とは面白い流れですね。ただ、分野が変わっただけでモノ作りに携わることは変わってないんですね。

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モノ作りへの想い

「機械関係の設計を良くすることをしたいんだ。プロダクトとして使っているものは違うけど、共通してソリューションできる部分があるんだよね。各業界のことを知っているから俯瞰してやっているよ。」幅広い経験をしてきたからこそ、どんな業界の案件でも改善すべきポイントが見つけられるんですね。やはり人生無駄なことって何もないな。今後はどのような活動をしていくのでしょうか。「ものづくりの業界って工学者がピラミッド構造になっていて、お客さんの喜びが見えにくくなってるんだよ。成果が分かりにくいの。これからは作り手と消費者が交わる場を作ったら面白いと考えていてさ。」「量産品ではなく、一物一品に心が入ると、作り手も受け手も喜ぶよ。」自分自身で作ったモノへの想いって、簡単に購入出来たモノに比べ遥かに深い愛情を持ちますよね。山ちゃんがこれからどのような場を作っていくのか。非常に楽しみです!!

僕はこう思った

宇宙開発の仕事というと、普通の人には想像つかないプロダクトを作っていたと思う。最先端の技術を駆使して仕事をしてきた方が、今では作り手と受け手が近い場で一緒にモノ作りができる場を作れたらと考えている。これって非常に面白いですよね。「モノ作り」という、やっているコトは全く一緒なんだけど、最先端の技術を扱う場所から、最終消費者と一番近い場所へ。宇宙の仕事から考えたら、真逆ともいえる世界に今となっては魅力を感じる。宇宙開発の仕事が順調に進んでいれば、もしかしたら気付かなかった世界を創り出そうとしている山下さん。結局のところ人生で何が正解なんて答えがあるはずがないし、その時、その場所で、求められる世界において何が出来るのかってことが一番重要なのではないでしょうか。とっても勉強になりました。

山ちゃん情報

山ちゃんの会社では、モノ作り系の会社のコンサル等。様々なソリューションを提供しています。また、業界人が集まる会合も定期的に開催していますので、ぜひ興味のある方はFBページからチェックしてみてください。※直近では30日に鎌倉で開催されるようです!!

FBページ:ルーデンス技研株式会社 | Facebook

3月30日イベント:第24回R&Dパートナーシップ検討会 | Facebook

今日のサシモニ会場

店名:cafe RONDINO

住所:神奈川県鎌倉市御成町1-10

URL:http://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14000260/

 感想:地元の好きなカフェ。朝は好きなトーストと一緒にゆっくり出来ます。市役所向いのスタバも良いけど、ここもかなりオススメです!

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サシモニお相手募集

サシモニのお相手を募集しています!!都内及び神奈川県内であれば、大体どこでも出向いています!!
「記事にされるのはちょっと。。。」という方も、ご安心ください。もちろん、ご本人の承諾があった場合のみ記事にしておりますので、普通にサシで朝食をご一緒するだけで問題なしです。

ちなみに、僕が話を聞いてばかりのような印象をお持ちかもしれませんが、喋る方も大好きなので、出来る限り持っているものは、全てお伝えする所存であります。

「サシモニして朝を充実させよう」と思われる方は、お気軽に下記連絡先までご連絡ください!

Email:hishiki0519アットgmail.com
FB個人ページ:https://www.facebook.com/yutaka.hishiki

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