【大企業→ベンチャー企業→起業】おんぼろアパートから始まった世界への道

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今回のサシモニのお相手は株式会社ヤンの代表取締役である渡邊健太郎さん。通称ナベさん。omoroを一緒にやっているマイマイの学生時代からの友人で、マイマイ繋がりで知り合った方。大手企業を退職してベンチャー企業に入社し、自分自身もベンチャー企業を創業する。その理由や過程での苦しみ等々。将来起業を考えている人にとっては、学びになる話もたくさんあります。ぜひご一読ください。 IMG_9392

ヤン

-ヤン。ちょっと変わった名前の会社。一体どのような仕事をしているのでしょうか。

「ECサイトの運営、制作やアプリ製作。他にもWEBプロモーションもやっているよ。友人がVENEXという商品を開発してEC部門を担当するようになり、Graceful Golfというサイトでゴルフウェアの販売もやっているよ。」

-バリバリのIT系の会社って感じですね。現在4年目とのことですが、今まで順調にきているのでしょうか。

「会社を作って3年間は1人で仕事していたけど、1年目、2年目はメチャメチャキツかった。当時は下北沢で家賃52,000円のアパートに住んで、チャリでクライアントのところを回ってた。昔のツテを辿ったり、人づてで、とにかく営業資料を渡して奔走していたね。」

-そんな時代があったんですね。おんぼろアパートに1人で暮らして営業回りをする。一般的に起業って華やかなイメージがありますが、相応の苦労をしている方も多いですよね。

新卒時代

-現在はIT企業の社長であるナベさんですが、元々はどういった仕事をされていたのでしょうか。

「新卒で大日本印刷に入って3年半営業やっていたよ。パッケージの箱や袋を作る部署。それから社内ベンチャーでモバイルECに携わる機会があって、そこでITの分野に脚を踏み入れたね。」

-大手企業に勤めて順風満帆なようだったみたいですが、どうして会社を辞めて企業することになったのでしょうか。

「友人がハロという会社を立ち上げたのが眩しくて入れてもらったんだよね。大企業のでかい部署から社内ベンチャーに移って、独立系ベンチャーで働いて独立。ドンドン世の中的なステータスから降りていったね。」

-面白いな。一部上場企業から、見方によってはステップダウンかのように、キャリアを転身させていったんですね。でも、個人的にはナベさんみたいな人が好きだし、周りにもそういう人が多いですね(笑)
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ベンチャーの熱

-それにしても、友人が会社を立ち上げたのが眩しく見えて起業するまでに至ったとのことでしたが、具体的にはどういうことなのでしょうか。

「ハロは大学の友人が作った会社なんだけど、創業前から飲みの席で会社名どうしようとか、友人の夢物語を隣で聞いていて、その熱にあてられたんだよね。」「自分は大企業の社内ベンチャーでぬくぬくやっている中で、チャレンジングなことをしている友人との対比が大きかった。」

-確かに大企業の中にいることと、ベンチャーを0から作るのって真逆の立ち位置にいるといっても過言ではないですもんね。

「最初は起業することすら危ないなと思っていたのだけれども、ハロも上手くいくようになってね。自分はハロで8ヶ月間仕事したんだけど、既に創業して1~2年くらい経っていたので、創業の苦しみは味わえなかった。だから、そこの部分を味わってみたくなって自分も起業することにしたんだ。ノリファーストでね。」

-そのノリはヤバイですね。もちろん色んな理由が他にもあるとは思いますが、自分でやってみたくなるって動機として結構あるものですよね。

会社の成長

-3年間1人で仕事していたとのことでしたが、ヤンは今どのような状況になっているのでしょうか。

「現在は4人でやっている。3年間1人でやってECも売れるようになって、仕事も来るようになったから生活も安定した。そこで虚しくなってきて、次のステージに行くためにオフィスを借りて、人を集めたんだ。」

-どうして次のステージにいきたくなるんですかね。1人のままでも食べていく分には問題なかったと思うのですが。

「先にいきたくなるのは、自分が成長しているのを実感できるから。止まっているのは無理なんだ。例えば、今は会社に入った従兄弟を育てるのにリソースをかなり使っている。それがとんでもなくシンドイけど、かなり楽しい。これだけしんどいということは、何かの糧になっていると思う。そういったものが自分の成長に繋がっていると感じられるね。」

-今までと違う分野のことをやることで、自分自身の成長も感じられるわけですね。でも人を育てるって大変そうな気もしますが、ナベさんとしてはどうなのでしょうか。

「みんなが飯を食べられて、かつ成長してもらえる場所を作りたいからね。自分自身としても色んなベンチャーの社長と会って、自分は人を育てていることに喜びを感じられる人間だと思った。結構家族的なタイプかな。」

-それ良い話ですね。僕も1人で仕事してきましたが、自分1人で仕事していても面白くないんですよね。やっぱり喜びって分かち合った方がより嬉しいですもん。ヤン家族楽しそうだな!

ヤンの将来

-ドンドン良い感じになっているヤンですが、ナベさん自身の仕事の楽しみってどういったところにあるのでしょうか。

「ある程度のことを任せながら、大きめのプロジェクトを扱っていると楽しいね。他にもECに関して言えば、徐々に売れるようになっていくことが楽しみだね。リリース直後の全然売れない時期はメーカー側にとっても、お客さんにも価値のない店舗が、売れることによってドンドン価値が高まっていくから。」

-確かにサイトが出来ただけでは価値創造に繋がりませんし、売れてナンボの世界ですもんね。それをお客さんと一緒に作ったりするのは楽しいだろうな。ECの今後の展望は何かあるのでしょうか。

「今後は新しい価値観を提供できる店舗にしたいね。現在は指名買いで買いにきているお客さんがほとんどだけど、たまたま見つけて購入するような店舗にしたい。」「あとはグローバルにモノを売っていくようなことをしたい。VENEXやゴルフのアパレルも海外での可能性を感じている。メーカーが自ら持っていくのが難しいのであれば、僕等が海外で売ることができる会社にしたい。」

-海外良いですね!!ECだからこそ出来ることってたくさんあるし、ヤンらしいECがどうなるのか楽しみですね。 IMG_9394

ヤンの今後

-社員も雇いこれからドンドン伸びていくであろうヤンですが、会社としては今どのようなステージにいるのでしょうか。

「今は制作系の仕事に力を入れているよ。Webやアプリに動画等。受託メインでやっていたけど、自分のところでアプリを作ったりサービスを作ることも始めている。」「ヤンでしか出来なかった制作物で分かりやすく賞を取りたいね。過程として。賞を取るようなクオリティの仕事が出来れば、海外とも仕事できる。海外とやるのは面白そうだからね。国内の会社で海外から制作の受託を取る会社はあまりないので、早く海外から指名が入るような会社になりたいね。」

-海外から指名が入る会社。良いですね。個人として目指しているものもあるのでしょうか。

「個人としては禿げないことかな(笑)真面目に話すと、成長している実感が一生続く環境が欲しいね。社内営業にリソースを割いたり、会議のための会議をやることに希望は感じられない。死ぬまで毎日成長したい。」

-死ぬまで毎日成長するか。それが実現できたら、一体どこまで飛躍を遂げることになるのでしょうか。これからのナベさん。そしてヤンという会社がどうなっていくのか非常に楽しみですね!

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僕はこう思った

大企業の肩書を捨てて、自分のやりたい道を突き進む。世の中でこのように行動している人って実はたくさんいますよね。僕の周りにも結構います。お付き合いさせていただいて思うのですが、誰一人からも「やっぱり会社辞めない方が良かった。」なんて言葉を聞いたことがないことです。もちろん、誰もが上手くいくわけではありません。安定から離れたことで不安定のどツボに陥る人だって少なからずいるでしょう。でも、結局は安定を手放すことができるくらい、自分自身の渇望の声に素直に耳を傾けたとき、後から後悔することがないケースが多いのではないでしょうか。上手くいけばそりゃ一番良いのですが、最初の打ち手が上手くいかなくても、回り道や寄り道だっていくらでもできるし、自分の心の声に従う生き方が一番良いんだろうなと思います。だから、いつでも自分の心の声を聞いて、いつでも動くことができるように、常に準備を怠ってはいけないんですよね。うん。頑張ろっと!

Aboutヤン

HP http://yan-web.com/

ヤンECサイト

VENEX http://www.rakuten.co.jp/venexshop/

Graceful http://www.rakuten.co.jp/gracefulgolf/

本日のサシモニ会場

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店名:カフェ ゴントラン シェリエ 東京

住所:東京都渋谷区渋谷1-14-11 ビーシーサロン渋谷 1F

URL:http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13145483/

コメント:渋谷の駅前にあるパン屋さん。こちらは朝7時半から営業しています。どのパンを食べてもいつも美味しいし、店内も広いので重宝しています。朝の早い時間帯はあまりお客さんもいないですし快適に過ごせますよ。

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